2024年02月29日
「リカちゃんが着る世界の民族衣装」ペルーを編んでみた②
「リカちゃんが着る世界の民族衣装」ペルーを編んでみた①の続きです。
前回、スカートを編んで充分イヤになったニワトリモドキ。
たかがスカートなのに!
普通、上衣の方が編むの大変である。
正直スカートはゲージもあまり気にする必要ないが、
上衣はそうはいかない。
今更暴露するがニワトリモドキは大抵、本に書いてある編み糸で編まない。
更に言うと、人形服の場合、編み方も本の通りに編んだ事はほぼない。
服は着られないと意味がない。
そのためにはゲージあわせの必要がある。
面倒なので本を適当に変更して編むのだ。
今回も悩んだ。
かぎ針編みのジャケットの上にかぎ針編みのショールを重ねて羽織ると
前記事の写真のようにかなり分厚くなって首がいっぱいいっぱいになっている。
(ジェニーならOKかもだが)
ショールかジャケットのどちらか、棒針のメリヤス編みで編んだ方が
スッキリはしそうだ。
さて、ここで問題。
ペルーの民族衣装、上に来ているのはこれ、
ジャケットなの? ブラウスなの?
因みにこの本には「カーディガン」と書いてある。
カーディガンなの?
ネットでペルーの民族衣装を検索してもそんなに写真数出てこない。
うん、わからん。
分からないので本の通りにかぎ針編みで作ってみる事にした。
最初2号針で編んだら記載サイズより大きくなってしまったので
0号で編み直した。
スナップ等の言及が何もないのだが、
打ち合わせ部分がない作りなのでカギホックを付けた。
完成品。

色が全然違うって?
掲載作品はエミーグランデの明るい赤で編まれているのだが、
うちにある極細毛糸の赤は暗い赤でなんか違うと思い、
思いっきり変えてみたのだが……
色合わせ、死んだ。
コレ系衣装の配色データベースが脳内にないのだ。
ネット検索しても先に書いた通り、意外に件数少なくて参考にならない。
まずはスイ子に装着。

可愛い?
可愛いよね。
何故ならスイ子が可愛いから。
それ置いておいて、服の話。
記載サイズより大きくなってしまったので、ちゃんとそのサイズになるよう
わざわざ編み直したのだが、記載サイズだとパッツン、ギリなのだ。
編み地が厚いからね。

アップ。
ほぼ、本の通りに編んだのだが、ジャケット裾部分は少し広がるよう変更した。
何故なら、この胴の幅でこの長さだとスカートの広がりにぶつかるのだ。
もう一度、前記事の裏表紙写真を見て見よう。
なんかリカちゃんの胴が長く見えるでしょ?
多分これが原因。
この件に関してはジャケット裾部分に増し目入れた私が正しいと思う。
(なんと偉そうな)

背中写真。
掲載作品は肩の部分の刺繍が左右非対称になっていた。
何か意味があるのか?
面倒だったので(そればっか)左右対称にしてしまった。
右肩の青い線が太くなっているのは、単に毛糸がそこで太くなっていたから。
糸の太さが均一でないのよね。

ご丁寧に袖部分にも引き抜き編みの刺繍が入っている。(指示通り)
V字がコンバトラーV若しくはボルテスVを彷彿とさせる。(なんでだよ
)
この袖に引き抜き編みを入れるのも滅茶苦茶大変だった。
袖部分は往復編みなのだが、袖口は輪編みせよと書いてあった。
ので、その通りにしたのだが、すると、
こんな細い輪になっているものに刺繍しなければならないという
とんでもない事態が待ち受けていたのだ。
さて。
ここまで来てもまだ終わらないのだ。
まだ帽子とショールを身につけないとペルーの民族衣装にはならないのだ。
続きます
前回、スカートを編んで充分イヤになったニワトリモドキ。
たかがスカートなのに!
普通、上衣の方が編むの大変である。
正直スカートはゲージもあまり気にする必要ないが、
上衣はそうはいかない。
今更暴露するがニワトリモドキは大抵、本に書いてある編み糸で編まない。
更に言うと、人形服の場合、編み方も本の通りに編んだ事はほぼない。
服は着られないと意味がない。
そのためにはゲージあわせの必要がある。
面倒なので本を適当に変更して編むのだ。
今回も悩んだ。
かぎ針編みのジャケットの上にかぎ針編みのショールを重ねて羽織ると
前記事の写真のようにかなり分厚くなって首がいっぱいいっぱいになっている。
(ジェニーならOKかもだが)
ショールかジャケットのどちらか、棒針のメリヤス編みで編んだ方が
スッキリはしそうだ。
さて、ここで問題。
ペルーの民族衣装、上に来ているのはこれ、
ジャケットなの? ブラウスなの?
因みにこの本には「カーディガン」と書いてある。
カーディガンなの?
ネットでペルーの民族衣装を検索してもそんなに写真数出てこない。
うん、わからん。
分からないので本の通りにかぎ針編みで作ってみる事にした。
最初2号針で編んだら記載サイズより大きくなってしまったので
0号で編み直した。
スナップ等の言及が何もないのだが、
打ち合わせ部分がない作りなのでカギホックを付けた。
完成品。
色が全然違うって?
掲載作品はエミーグランデの明るい赤で編まれているのだが、
うちにある極細毛糸の赤は暗い赤でなんか違うと思い、
思いっきり変えてみたのだが……
色合わせ、死んだ。
コレ系衣装の配色データベースが脳内にないのだ。
ネット検索しても先に書いた通り、意外に件数少なくて参考にならない。
まずはスイ子に装着。
可愛い?
可愛いよね。
何故ならスイ子が可愛いから。
それ置いておいて、服の話。
記載サイズより大きくなってしまったので、ちゃんとそのサイズになるよう
わざわざ編み直したのだが、記載サイズだとパッツン、ギリなのだ。
編み地が厚いからね。
アップ。
ほぼ、本の通りに編んだのだが、ジャケット裾部分は少し広がるよう変更した。
何故なら、この胴の幅でこの長さだとスカートの広がりにぶつかるのだ。
もう一度、前記事の裏表紙写真を見て見よう。
なんかリカちゃんの胴が長く見えるでしょ?
多分これが原因。
この件に関してはジャケット裾部分に増し目入れた私が正しいと思う。
(なんと偉そうな)
背中写真。
掲載作品は肩の部分の刺繍が左右非対称になっていた。
何か意味があるのか?
面倒だったので(そればっか)左右対称にしてしまった。
右肩の青い線が太くなっているのは、単に毛糸がそこで太くなっていたから。
糸の太さが均一でないのよね。
ご丁寧に袖部分にも引き抜き編みの刺繍が入っている。(指示通り)
V字がコンバトラーV若しくはボルテスVを彷彿とさせる。(なんでだよ

この袖に引き抜き編みを入れるのも滅茶苦茶大変だった。
袖部分は往復編みなのだが、袖口は輪編みせよと書いてあった。
ので、その通りにしたのだが、すると、
こんな細い輪になっているものに刺繍しなければならないという
とんでもない事態が待ち受けていたのだ。
さて。
ここまで来てもまだ終わらないのだ。
まだ帽子とショールを身につけないとペルーの民族衣装にはならないのだ。
続きます

Posted by ニワトリモドキ at 20:07│Comments(2)
│スイーツ
この記事へのコメント
凄い!こんな細かく模様を入れて編めるなんて!
私ペルーに行ったことありますが,
若いお姉さんもおばあさんも,
みんなこんな色とりどりの鮮やかな模様が贅沢に入った服を着ていらっしゃいました。
雰囲気すごく出ていると思います。
続きも楽しみにしています^^
私ペルーに行ったことありますが,
若いお姉さんもおばあさんも,
みんなこんな色とりどりの鮮やかな模様が贅沢に入った服を着ていらっしゃいました。
雰囲気すごく出ていると思います。
続きも楽しみにしています^^
Posted by YukiSnowy at 2024年03月01日 14:28
YukiSnowyさん、ペルーに行かれた事があるんですか!
実際に行かれた方に認めて貰えると安心して喜んでしまいますよ。
ペルーってテレビや写真もあまり出てこないので謎の憧れの国です。マチュピチュの映像なんか、観光客ばかり写っていて現地の人がどんな格好しているのかさっぱり分からないですもん。そんなペルーに行かれたの凄いです✨✨✨
続き……編み上がったらまた載せます。また見に来て下さい。
実際に行かれた方に認めて貰えると安心して喜んでしまいますよ。
ペルーってテレビや写真もあまり出てこないので謎の憧れの国です。マチュピチュの映像なんか、観光客ばかり写っていて現地の人がどんな格好しているのかさっぱり分からないですもん。そんなペルーに行かれたの凄いです✨✨✨
続き……編み上がったらまた載せます。また見に来て下さい。
Posted by ニワトリモドキ
at 2024年03月01日 20:50

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